電子レンジや鍋で!簡単で失敗しない温泉たまごの作り方【活用レシピ付き】
絶妙な半熟加減がおいしい温泉たまご。そのままで食べるのはもちろん、サラダや一品料理にのせるだけで、見た目も味わいも、栄養バランスもレベルアップします。でも、家で作るのは難しいと諦めていませんか?ポイントは、たまごが固まりすぎない温度管理。ここでは、電子レンジや鍋で、簡単に作れる温泉たまごの作り方と、温泉たまごを活用した簡単レシピを紹介します。
〈目次〉
1. 電子レンジで3ステップ!簡単温泉たまごの作り方
1-1. 【ステップ1】耐熱容器やマグカップにたまごと水を入れる
1-2. 【ステップ2】黄身に穴をあけておくのがポイント
1-3. 【ステップ3】電子レンジで加熱
2. 鍋で簡単に!温度計なしで温泉たまごを作る方法
2-1. 鍋で湯を沸かし、水を加えて温度調整
2-2. たまごを入れて30分放置
2-3. 冷水にとって冷ます
3. 味も見た目も、栄養バランスもアップ!温玉活用レシピ
3-1. さっぱりアレンジの温泉たまごそうめん
3-2. 豆腐と温泉たまごのピリ辛スープ
3-3. トマトと温泉たまごのチーズ焼き
3-4. 長いも枝豆の温玉おかず
1. 電子レンジで3ステップ!簡単温泉たまごの作り方
電子レンジを活用すれば、難しい温度管理もなく、約1分で温泉たまごが完成!1回1個ずつのレシピです。料理が完成して、「ここに温泉たまごが1個あればもっといいのに・・・」というときにサッと用意できますよ。
1-1. 【ステップ1】耐熱容器やマグカップにたまごと水を入れる
耐熱容器にたまご1個を割り入れ、たまごにかぶるくらいの水を入れる。
ちょうどよい耐熱容器がなければ、マグカップが手軽です。
※1回1個ずつ
1-2. 【ステップ2】黄身に穴をあけておくのがポイント
黄身の中心に、つまようじなどで穴をあける。
黄身の中心につまようじで穴をあけるのは、電子レンジで加熱しているときに、黄身が破裂してしまうのを防ぐためです。とろ~りおいしい黄身を実現するために欠かせません。電子レンジでのたまごの爆発にはくれぐれも注意しましょう。
1-3. 【ステップ3】電子レンジで加熱
ラップをせずに電子レンジ(600W)で約1分加熱して完成。
※レンジの加熱時間は、様子をみて調節しましょう
2. 鍋で簡単に!温度計なしで温泉たまごを作る方法
鍋でお湯を沸かして作る場合は65~70度が適温。温度計がなくても上手に作れる方法を紹介します。30分ほど放置する時間が必要ですが、この方法なら、手間なく一度に4個作れます。
参考:キユーピー公式サイト
2-1. 鍋で湯を沸かし、水を加えて温度調整
鍋に水5カップ(1,000cc)を加熱。
沸騰したら火を止め、水1カップを加えてお湯の温度を下げる。
※たまごがお湯に完全につかる大きさの鍋が適しています
2-2. たまごを入れて30分放置
冷蔵庫から取り出したばかりのたまご4個を鍋の中に入れて、蓋をして20~30分そのままにしておく。
※たまごの上部が出てしまう場合は、キッチンペーパーをかぶせておけばOK!
※放置時間を調節して、好みの固さに仕上げましょう
2-3. 冷水にとって冷ます
冷水に取って5分ほど冷ます。
3. 味も見た目も、栄養バランスもアップ!温玉活用レシピ
そのままでもおいしい温泉たまごですが、せっかく簡単な作り方をマスターしたなら、日頃のお料理にも活用してみましょう。豊富な栄養素が含まれている温泉たまごを加えるだけで、栄養バランスがアップし、たまごのまろやかなコクで、味わいも深まりますよ。
3-1. さっぱりアレンジの温泉たまごそうめん
ワンパターンになりがちなそうめんも、温泉たまごでアレンジすれば、いつもと違う一皿に。たまごの多彩な栄養もプラスできるのがうれしいポイントです。
【材料(1人分)】
そうめん・・・・・・・・・・・1束
温泉たまご・・・・・・・・・・1個
大葉・・・・・・・・・・・・・2~3枚
刻み海苔・ごま・・・・・・・・適量
★めんつゆ(ストレート)・・・100ml
★ヨーグルト(無糖)・・・・・大さじ2
★ごま油・・・・・・・・・・・大さじ1/2
【作り方】
1、そうめんを表示時間通り茹で、冷水でしめ、水けをきる
2、★の調味料を混ぜ合わせて汁を作る
3、器に1のそうめんを盛り、2の汁をかける。大葉・刻み海苔・ごまを散らし、温泉たまごをトッピング
3-2. 豆腐と温泉たまごのピリ辛スープ
トッピングに使いがちな温泉たまごを、スープに落とす技ありレシピ!パンチのあるスープに、マイルドな温泉たまごが相性抜群です。
【材料(2人分)】
絹ごし豆腐・・・・・・・・・1丁
温泉たまご・・・・・・・・・2個
ごま油・・・・・・・・・・・小さじ1
刻み葱・白ごま・・・・・・・適量
★水・・・・・・・・・・・・500ml
★鶏がらスープの素・・・・・大さじ1
★しょうゆ・・・・・・・・・小さじ2
★豆板醤・・・・・・・・・・小さじ1~2
★にんにくチューブ・・・・・1~2cm
【作り方】
1、鍋に★を入れ、火にかけ、豆腐を崩しながら加えて少し煮る
2、器にスープを盛り、ごま油・刻み葱・白ごまをかけて、温泉たまごを割り入れる
3-3. トマトと温泉たまごのチーズ焼き
簡単なのにごちそう感のある一品。トマトのビタミン・食物繊維と、たまごのたんぱく質で栄養バランスも満点です。
【材料(2人分)】
トマト・・・・・・・・・・2個
温泉たまご・・・・・・・・2個
塩・・・・・・・・・・・・少々
ピザ用チーズ・・・・・・・50~60g
ドライパセリ・・・・・・・適量
【作り方】
1、トマトはヘタ側を切り落とし、中をくりぬいてカップ状にする
2、温泉たまごをトマトの中に割り入れ、塩をふり、ピザ用チーズをのせる
3、トースターで表面に焼き色がつくまで焼く。器に盛り、ドライパセリをふる
3-4. 長いも枝豆の温玉おかず
和えるだけで簡単な和風のおかず。温泉たまごをのせるだけで手の込んだ一皿に見えますね。「あと一品加えたい...!」というときに最適です。
【材料(1人分)】
温泉たまご・・・・・・・・・・1個
長いも・・・・・・・・・・・・4~5cm
冷凍枝豆・・・・・・・・・・・10さや
大葉・・・・・・・・・・・・・2枚
★塩昆布・・・・・・・・・・・2つまみ
★潰し梅・・・・・・・・・・・小さじ1
★めんつゆ・・・・・・・・・・小さじ1/2
【作り方】
1、長いもは短冊切り、枝豆は冷水で解凍、大葉は千切りにする
2、ボウルに1を加え、★を混ぜ合わせる
3、器に盛り、温泉たまごをのせる
4. 失敗なしの温泉たまご作りをマスターして、日々の食事を彩ろう
日常に取り入れやすいたまご。特に温泉たまごは、白身は加熱し、黄身は半生を維持することで、たまごが持つ多彩な栄養とタンパク質を、効率よく摂取できる食べ方です。また、生たまごよりもいろいろな料理になじみやすく、茹でたまごみたいに殻をむく手間もないことも温泉たまごの良いところ。温泉たまごを上手に使えば、献立の幅も広がりますね。