たまごかけご飯の【アレンジレシピ6選】!簡単ちょい足し調味料から歴史上の食べ方まで徹底解説
たまごかけご飯は、三大栄養素「炭水化物・たんぱく質・脂質」を一度に取れる優秀な栄養食です。簡単なのに健康的で、忙しい朝や小腹満たしにはもちろん、年末年始や宴会シーズンなど、暴飲暴食の疲れた体にもやさしく食べられて重宝します。そんなたまごかけご飯の歴史をひもとくと、試してみたいいろいろな食べ方が見えてきました。おすすめのアレンジレシピも合わせて紹介します。
〈目次〉
1. 意外とおいしそう!歴史に見るたまごかけご飯の食べ方
1-1. たまごかけご飯の前身?江戸時代の「玉子飯」
1-2. 初めてのたまごかけご飯は朝食の定番「鶏卵和え」
1-3. 炊きたてご飯と生たまご、お味噌汁のマリアージュ
1-4. 多岐に広がるたまごかけご飯の食べ方
2. 具材や調味料で自由自在!たまごかけご飯アレンジレシピ
2-1. 良質なたんぱく質の王道!忙しい朝に【ふわふわ納豆TKG】
2-2. 鉄分たっぷり!食感も楽しい【しらすととろろのたまごかけご飯】
2-3. カルシウム豊富な調味料アレンジ【カルボナーラ風TKG】
2-4. 食物繊維とビタミンCを補填!【ふわふわ山かけTKG】
2-5. いつもの材料にひと手間加えるだけ【ふわふわメレンゲTKG】
2-6. こんな食べ方も!?【台湾風TKGオムレツ】
1. 意外とおいしそう!歴史に見るたまごかけご飯の食べ方
たまごは、厳格な衛生管理がなければ安全に生食できないため、生たまごを使用するたまごかけご飯は、日本ならではの食文化と言えます。たまごかけご飯は、いつ頃からどのように食べられてきたのでしょうか。
1-1. たまごかけご飯の前身?江戸時代の「玉子飯」
鶏卵が食用として一般化したのは江戸時代です。初期の頃は、栄養価の高さから、薬として売られていましたが、食品としては、江戸時代後期の料理書「素人庖丁」に、初めて登場しました。そこには、たまごかけご飯の前身とも言える食べ方が載っています。
その名も「玉子飯」。釜で炊いたご飯に、溶き卵をかけて、蓋をして蒸し、薬味や醤油をかけて食べる料理です。
また、同じく江戸後期、現在の佐賀県にあたる鍋島藩の記録では、客人をもてなす献立に「御丼、生卵」と、食べ方は定かではないものの、たまごかけご飯を想起させる記載があります。このようなことから、生たまごがお客様をもてなすごちそうであったことがわかりますね。
1-2. 初めてのたまごかけご飯は朝食の定番「鶏卵和え」
日本でたまごかけご飯が広まるきっかけを作ったのは、明治時代のジャーナリスト・岸田吟香だと言われています。
「鶏卵和え」と呼ばれ、ご飯に生たまご、塩、唐辛子をかけたそう(「江戸生活研究 彗星 第二年 八月号」昭和2年)。今すぐにでも真似できそうな、シンプルな食べ方ですが、なんともおいしそうですね。
これは吟香の朝食の定番で、周囲にも勧めるほど好んで食べていたようです。
1-3. 炊きたてご飯と生たまご、お味噌汁のマリアージュ
たまごかけご飯を愛した著名人も多くいます。
ここで紹介するのは、明治の歌人・若山牧水。牧水は、その著書「樹木とその葉 野蒜の花」の中で、旅先の食事について、「たいへんな御馳走」よりも、「飯の時には炊きたてのに、なま卵があれば結構である。それに朝ならば味噌汁。(原文ママ)」と、炊きたてのご飯で食べるたまごかけご飯が良いと書いています。
現代の私たちにも、ごちそうに疲れた胃腸を労わるには「たまごかけご飯」が合うのはわかる気がしますよね。
1-4. 多岐に広がるたまごかけご飯の食べ方
このように、江戸時代に誕生し、すっかり日本人のソウルフードとなったたまごかけご飯。今では、たまごかけご飯専用の醤油やたれ、ふりかけに始まり、たまごかけご飯メーカーなどのグッズまで開発され、各地に誕生した「たまごかけご飯専門店」が人気を博すなど、たまごかけご飯の裾野はどんどんと広がっています。
2. 具材や調味料で自由自在!たまごかけご飯アレンジレシピ
江戸時代から愛され、発展を続けてきたたまごかけご飯。たまごにはクセがなく、いろいろな食材と合わせやすい特長があるので、ちょい足しや大胆なアレンジも楽しみ方のひとつ。その一部を紹介します。
2-1. 良質なたんぱく質の王道!忙しい朝に【ふわふわ納豆TKG】
たまご×納豆は、不動のファンも多いのではないでしょうか。朝の体を目覚めさせる良質なたんぱく質の王道の組み合わせ。包丁・加熱が要らない点も、朝ご飯の主戦力ですね。
【材料(1人前)】
ご飯・・・・・・・・・・・・・・150g
たまご・・・・・・・・・・・・・1個
納豆・・・・・・・・・・・・・・1パック
ねぎ・・・・・・・・・・・・・・適量
作り方は コチラ
2-2. 鉄分たっぷり!食感も楽しい【しらすととろろのたまごかけご飯】
身近な具材と食感の工夫で、食べ応えがアップします。日本人が不足しがちな鉄分をしっかり補える一皿に。
【材料(1人前)】
たまご・・・・・・・・・・・・1個
しらす・・・・・・・・・・・・大さじ2
長芋・・・・・・・・・・・・・4cm(約80g)
ご飯・・・・・・・・・・・・・お茶碗1杯分
醤油・・・・・・・・・・・・・適量
かつおぶし・刻みねぎ・・・・・お好みで
作り方は コチラ
2-3. カルシウム豊富な調味料アレンジ【カルボナーラ風TKG】
調味料をアレンジするだけで、一味違う洋風たまごかけご飯の完成です。チーズがカルシウムを強化してくれますよ。
【材料(1人前)】
ご飯・・・・・・・・・・・・150g
たまご・・・・・・・・・・・2個
粉チーズ・・・・・・・・・・大さじ1~2
豆苗・・・・・・・・・・・・適量
ブラックペッパー・・・・・・少々
作り方は コチラ
2-4. 食物繊維とビタミンCを補填!【ふわふわ山かけTKG】
山芋と海苔が、たまごに含まれない食物繊維とビタミンCを補う、栄養的に好バランスの組み合わせです。
【材料(1人前)】
ご飯・・・・・・・・・・・・・150g
たまご・・・・・・・・・・・・1個
山芋・・・・・・・・・・・・・100~150g
だし醤油・・・・・・・・・・・適量
刻み海苔・・・・・・・・・・・適量
作り方は コチラ
2-5. いつもの材料にひと手間加えるだけ【ふわふわメレンゲTKG】
材料を変えずに、ひと手間加えるだけでも、いつもと違うたまごかけご飯を味わえます。
【材料(1人前)】
たまご・・・・・・・・・・・・・1個
ご飯・・・・・・・・・・・・・・150g
醤油・・・・・・・・・・・・・・適量
作り方は コチラ
2-6. こんな食べ方も!?【台湾風TKGオムレツ】
台湾の屋台料理として人気の、切り干し大根入り台湾風オムレツにアレンジすれば、家族でシェアできる一品に。切り干し大根の代わりにきんぴらごぼうなど、余っているおかずに変えてもおいしくできますよ。きのこあんかけをかける一工夫もおすすめ。
【材料(4人前)】
●TKGオムレツ
たまご・・・・・・・・・・3個
ご飯・・・・・・・・・・・100g
切り干し大根(乾)・・・・10g
青ネギ・・・・・・・・・・2本
★紹興酒・・・・・・・・・大さじ2
★砂糖・・・・・・・・・・小さじ1
★醤油・・・・・・・・・・小さじ1
★オイスターソース・・・・小さじ1
★ごま油・・・・・・・・・小さじ1
ごま油・・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
●きのこあんかけ
しいたけ・・・・・・・・・3個
マッシュルーム・・・・・・3個
まいたけ・・・・・・・・・1/4パック
☆鶏ガラスープ・・・・・・200cc
☆醤油・・・・・・・・・・小さじ1
☆砂糖・・・・・・・・・・小さじ1
☆オイスターソース・・・・小さじ1
☆すりおろし生姜・・・・・小さじ1/2
☆塩・・・・・・・・・・・小さじ1/4
☆黒こしょう・・・・・・・適量
水・・・・・・・・・・・・大さじ2
片栗粉・・・・・・・・・・小さじ2
青ねぎ(飾)・・・・・・・適量
作り方は コチラ
3. 知れば知るほど好きになるたまごかけご飯
たまごかけご飯の歴史的な食べ方や、多彩なアレンジを紹介しました。発祥当時や著名人の食べ方を真似たり、レシピを参考に自分なりのアレンジを試したり、たまごかけご飯、まだまだ楽しめそうですね。